上の娘が小学校に入学する春、信州・更埴にある「あんずの里」ヘ行った。そして、たくさんのチューリップと杏の木の苗を1本買って来た。チューリップはすぐに絶えてしまったが、杏の木は毎年少しずつ大きくなっていった。そして、娘が小学校を卒業する年、初めて実をつけ、中学・高校と年毎にその数は増していった。その娘が今年成人式、そして短大を卒業して社会へ出た。
今年も杏の花がたくさん咲いた。



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