’04,5,15 針ノ木岳 


 今期初信州遠征は、先週に引続きTomimyo Crezzo氏(長げ〜な〜ぁ、以後Tomy)と行く針ノ木岳でありました。前日夜半出発、大町近郊にて仮眠、早朝の大町駅にてTomyと合流、久々の扇沢は初夏の装いでありました。


いざ入山

雪無し林道

やっと雪

ひたすら登る

 天気晴れのち薄曇りのち曇り、無風、気温初夏。
 雪質、やや重めのザラメ。
 Tomyは針ノ木初めてだと言う…「えっ?そうな〜ん、そんじゃ、フルコース行かなくちゃ〜ぁ!」って事で本日の行動予定が決定。まず、上手くすれば佐々成政の埋蔵金が…な〜んて楽しみもあったりする、針ノ木峠目指してひたすら登り、そいで大雪渓を1本、登り返して針ノ木谷を1本、再び登り返してこんどは峠から針ノ木岳へ、マヤクボカールからマヤクボ沢を滑って…帰る。いや〜ぁ、健康的だ〜ぁ!。
 最近、どこ行っても知り合いに会うのだが、今回も駐車場にて六合村のK氏に会う。5名にてのツアーだったのだが、これが凄かった。何が凄いかって言うと、みんな50mm程度のステップ板に革仕様、そいで、針ノ木峠もそのまま登っちまって、あの40度斜面も滑っちまうという…。でも、負けてませ〜ん、方や細革ならこっちは目方で勝負!、SUS製重量級Macheteをオール担ぎにて登って、そいで、反対側の針ノ木谷まで滑って、登り返して…。でもでも、その針ノ木谷、自分達はいいとこ標高差200mで登り返して来たと言うのに、彼等はそのまま黒部湖まで消えてしまった…。Tomyと2人「会わなかった事にしよう…」。


えっちら登る

針ノ木峠

大雪渓K氏

大雪渓よしみん


針ノ木谷js

針ノ木谷Tomy

山雨海風隊黒部湖へ

X-tele隊針ノ木岳へ


ふたたび登る

えっちら登る

よじ登る

針ノ木岳(2821m)


黒部湖&雄山

槍!

マヤクボ沢へ降りる

滑走終了

 今期初信州遠征は、初雪渓滑りであり、2821mは最高標高地点であり、登り返しを含めた約1650mは最高標高差でもありました。トータル9時間、夕刻5時に扇沢に無事帰還、少し遅れて山雨海風隊も到着、すでに閑散とした駐車場にて、本日のツアーの喜びを称えあうのでありました。

 一部、山雨海風K氏撮影の写真を使用させていただきました。
 『山雨海風』および『よしみんみんぜみ』もぜひ御相伴あれ。

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