’03,3,8 武尊 Tenth 


 シーズン10回目となる今回の武尊テレスキー「雪洞を〜ぉ!」なんて考えもあったのですが、やはり天気図との相談の末、今回は通いって事に…これ、とっても正解でありました。


武尊 Tenth

No5 Parking

No12 Gelande

前武尊山頂

 天気:雪、最初横から、そのうち縦から。
 気温:朝のうち高め、そのうちぐんぐん下がる。
 風力:強くてリフト動かしてもらえなかった。
 雪質:なかなかよろしい山の雪。
 X-tele武尊テレツアー初、箱根の山を越えてのゲストって事で、気張ってガイドのつもりであったが…なんて言う事は無い、ほとんどそのゲスト一人に先頭を引っぱってもらって、挙げ句「もうちょっと右〜ぃ!」とか後ろの方で声をかけてるだけだったりして…さすがさすがのボルトマンF氏でありました。
 そのボルトマンF氏、随分一緒に滑ってたような気もしてたが、なんと隊員名簿に載って無い、うっかり忘れていたようだ。あらためて隊員No,102とする事にいたしました。ちなみに人間だけで数えるとちょうど100番でありました(だからってセーターはもう…)。


OK!

滑る

休む

登る…を繰り返す


日本武尊

再び前武尊

十二沢

ツアー終了



武尊の木
 
シャルの木に習って武尊の木なんてえのをいくつか考えてみました。

 Queen
 
武尊の木って言えば、なんてったって岳樺。meter overのものがごろごろしている中で、これ、特別太いって訳でもないのですが、この木をまずQueenと名付けたい。場所は家ノ串より東へのびる尾根の中程(標高1920m)、武尊のランドマークとして荒砥沢と西俣沢を隔てる位置にそびえています。
 初めてこの木を訪れた時の事は忘れない。腰程もある激軽パウダーの中、初めて西俣に滑り込み、登り返してもう一度滑り込み、駐車場に戻ったのが夜の7時を廻っていた…もう少しで救助隊要請されるとこだった…楽しかりし思い出。

 king
 「こんな木が庭に1本欲しいよね…」と言う言葉に「こんな木が1本植えられるくらいの庭が欲しいよね…」と思わず言ってしまったぐらいでかい!。場所は西俣沢奥、もちろん葉が青く茂る頃その姿を近くで見る事は出来ない。幹廻りは4m以上、3人にてなんとか手が届く太さだ。そして枝は直径30〜40m、それは血管のように細く枝分かれしながら四方へと伸びている。
 武尊の北東面で大規模な雪崩の後を見る事は稀だ。今シーズン、何回かデブリを見ているが、人は倒せても木を倒すほどの力はやはり無い。しかし、付近の岳樺をよく見ると、結構太い部分(直径40〜50cm)でへし折られている姿が目に着く。おそらく何十年かに一度、ものすごい規模の雪崩が起きているのだろう。そんなものに、間違っても遭遇したくないと思う。

 joker(左)
 こいつは凄い、はっきし言って凄い!これも岳樺、場所は荒砥、割と簡単に見る事ができる。この下を大回りにて滑り抜けるのはかなり快感。
 ishiの木(右)
 落ちたらアカン!(参照)



本日の滑走シーン



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