’02,7,14 八ヶ岳高原ヒュッテ&ロッジ |
リアルタイムでのドルフィン世代なら見た人がいるかもしれないが、同じ頃、テレビで「高原へいらっしゃい」というドラマをやっていた。田宮二郎と三田佳子が主演のホテル立ち上げ(再建)物語だ。そして、そのドラマの撮影に使われていたのが、ここ、八ヶ岳高原ヒュッテだった。 そう、1978年の冬、妻が初めて高崎へやってきた時二人で行った。冬期(正月)と言う事もありヒュッテは営業して無く、すぐ手前のロッジの方に泊まった。いつかヒュッテに泊まりたくて、しかし、その機会はなないまま、また、いつしかそんな事も忘れていた。 久しぶりに行ったヒュッテは、だが、残念な事に途中の看板からはその文字が消され、ヒュッテ自体周辺もあまり手入れされて無く、すでに完全に営業を終えているようだった。ロッジも増築をくり返し、当時の面影を残すものは裏側へと追いやられた旧入口(玄関)だけだった。 (訂正:八ヶ岳高原ヒュッテ、GWと夏休みのみ営業であって営業停止した訳では無いそうです。そんなら、もうちっと草むしれ!って、看板もきれいに塗れ!って…) |
左:スヌーピーのバスに導かれながら、中央道をひた走る。そして、八ヶ岳が間近に見えた頃清里方面へと降りる。 右:今でこそ、普通にある「レアチーズケーキ」だが、ここで、初めて口にした時、その美味しさに驚いた。久しぶりにロッジで味わうそれは、やはり当時のまま、日本一旨いレアチーズケーキだと自分は思う。 |
左:すでに営業を終えて久しい感じのヒュッテ。朽ちかけた看板が哀れだ。 右:ちょっと恥ずかし目な写真は、その時のもの。当たり前だが若かった。妻などは、法律的にも、まだ、お酒を飲んではいけない年令だった…のかもしれない。 |
左:わずかに残っていた当時の面影。過ぎた時の長さを木は年輪にて表わす。自分達はどれだけ成長したのだろう…か。 右:恥ずかしい目な写真2。翌年、再び宿泊した時の写真。これ以降泊まる事は無かった。 |
左:帰り道、川上村方面に虹が現れる。全走行距離600kmに及ぶちょっと昔を懐かしむ旅ももうすぐ終わる。 右:軽井沢。最近行き着けのステーキ屋さんにて夕食。ここから碓氷を越えればわずかで高崎。また、いつもの生活が始まる…。 |
←'89年冬の八ヶ岳高原ヒュッテ ------------------------ '03,7,3 記 本日よりリメーク版「高原にいらっしゃい」が始まります。思えば、昨年訪れた時のあの朽ちかけた感じは、この撮影の為だったんですね。四半世紀たって、また、あの姿をテレビで見られるなんて、ほんとうに嬉しいかぎリであります。 最近、検索サイトからこのページを訪れて下さる人が沢山います。申し訳ありません、ほとんどの方にとって、望んでいた情報とは違う内容かと思います。これは、自分達夫婦(不良夫婦と呼んでいます)の非日常を綴ったHPの一齣でありますどうか御容赦下さいませ。 '03,9,4 記 本日リメーク版「高原にいらっしゃい」が最終回でした。最近テレビなどはまったく見ないのですが、なぜかこのドラマは毎週見てしまいました。なにがどうって訳ではないのですが、なにか、こう、爽やかさな八ヶ岳高原の青い空のような、ホッとする……優しくなれるドラマでした。ずう〜っと昔の思い出の地が、今も、健在だって事に嬉しくなりました。 特に検索サイトより初めてこのページを訪れて下さった方々、ありがとうございました。八ヶ岳高原ヒュッテ、とってもよい所です。ぜひぜひ自分の足で訪れる事をお薦めします。 |