’01,4,14 ♪ 木曽のナ〜ァ中乗さ〜ァん、木曽の御嶽さんは〜ァナンジャラホイ!★ |
「夏でェも〜ぅ寒いヨイヨイヨイ…」ってぇぐらいだから、いいかなぁ〜と思って行って来ました、御嶽山、今シーズン初の3000mオーバー!。 |
「♪ 袷な〜ァ中乗さ〜ァん、袷やりたや〜ァナンジャラホイ!…」と、行きの車は木曽節全開!。懐かしいなぁ〜木曽なんて。う〜んと若い時に行った事あるんだよ、20うん年振りだぁ〜。えっ?マッキー4ちゃい、保育園?可愛いかったんだろうねぇ〜…とかなんとか言ってるうちに、本日のベース「御岳スキー場」に到着。 今まで、御嶽にスキー場があるって事知ってはいたが、行くにあたって調べて驚いた。なんとGWの5月6日までやっているという。そして、そして、行ってみて再び驚いた。車がいっぱい!人がいっぱい!それもみーんな名古屋・大阪ナンバー!「すげ〜ぇ関西に来たみてぇ〜だぁ〜!」なんて田舎言葉使ってみても、聞こえるのは吉本言葉ばっか…う〜ん、圧倒、そそくさとゲレンデを離れる。 田の原より眺める御嶽、大きいぞ〜ぅ、思ったよりずう〜っと大きいぞ〜ぅ!、雄大だ〜ァ!実に雄大だ〜ァ!、嬉しいなぁ〜ァ!登るぞ〜ぅ!いざ御嶽〜ェ!。 |
駐車場 |
ゴンドラ |
いざ御嶽! |
樹林帯登る |
森林限界登る |
剣が峰 |
カウント3000! |
剣が峰山頂 |
「♪ 心な〜ァ中乗さ〜ァん、心細いよ〜ォナンジャラホイ…」と、始めの頃こそ木曽節のリズムを口ずさみながら登っていたが、樹林帯を抜け、岳樺を過ぎ、這松帯に沿ったルンゼを登る頃にはいつもの「水戸黄門」のテーマへと変わる「♪
人生〜ぃ、楽ありゃ〜ぁ苦〜もあるさ〜ぁ…」。そしてアイゼン装着。標高が2800mも過ぎれば、すでに雪面に足跡は残らず、ただアイゼンの爪跡が残るだけ…。登りのテーマも「ピンクピクルス」に変わる「♪
ある日走ったその後でぇ〜 僕は静かに考えたぁ〜 誰のために走るのかぁ〜 若い力をすり減らしぃ〜…」幸吉さんも辛かったんだろうな〜ぁ。 御嶽山の最高峰は剣が峰だ。そう言えば乗鞍もそうだし、富士山も最高峰は剣が峰だ。なのに、何故、武尊の剣が峰は最高峰では無いのか?また剣が峰が2つもあるのか?定かで無い、定かで無いが、とりあえず今日は御嶽剣が峰を登るわけだ。なんとなく名前からして親近感があって良い。 そして剣が峰。朝からの晴天も、結局雪面を緩ます事も無く、昼頃には鉛色の空へと変わり、ガスの発生、風と、悪条件が次々とやって来た。のんびりしては居られない。よし、下るぞ〜ぅ!山頂にてアイゼンをスキーに替え、いざ!御嶽剣が峰大滑降〜!。 シュ〜ゥ、カリ〜ン!カタカタカタカタ、ドテッ!ズリズリ…それ以降については、あまり書きたく無い。標高3067mから標高差870m滑り降りる。それはそれは、すばらしいものであった、が、試練でもあった。修験道の山はやはり厳しい。今シーズン一番の試練。悟りの門ははるか遠い、山の彼方の空遠く、幸い住むと人の言う、精進せねば!…六根清浄、六根清浄。 いずれにせよ、誰も怪我する事無く(じっちゃんがすこし血を流してたけど)降りて来られた事は良しとしよう。怪我をしない、道具を壊さないってえのも技術のうちだそうだから…。まぁ、しかし、テレマーク的に言うと「アイゼン使わにゃ登れぬ所は滑っちゃダメよ」でした。 |
功ちゃん剣が峰直下 |
じっちゃんルンゼ |
マッキールンゼ |
るりるりルンゼ |
jsルンゼ |
田ノ原遠望 |
ツアー終了 |
御岳スキー場 |
御嶽山座王大権現を祀る木曽御嶽講であるが、その風習の中には独特と思われるものがある。登山道へ向かう道すがらの「○○霊神」と書かれた何百と言う数の石碑がそうだ。凄い。 それと並んで不動や倶利迦羅といった明王の石像も数多く祀られていたが、しかし、その中でひときわ異彩を放っていたのが、この写真を含む彩色された石仏群だった。まるでネパールかチベットを思わせる、まか不思議な世界。特に写真左の像、火焔を背に狐に乗り、天使の羽を備えた河童?。元々、神仏混淆の色合いが強いとされる御嶽講ではあるが、その創造性にしばし見とれる。感心。と、ともに、信仰心無き者、無闇に近付かぬ事、良しと感じた。 |
木曽と言えども信濃の一部だ。つまり上州から見れば隣の県、なのに、何故片道4時間も掛るのか!。つまり往復だけで8時間、ツアー本荘7時間、温泉だぁ〜(王滝村内うしげの湯)観光だぁ〜(先の石仏調査等)飯〜ぃ(日本一の手打ち蕎麦と書かれた看板に魅せられ入ってみたが、はっきし言って湯の丸PAのみそラーメンの勝ち!)とかで3時間、計18時間の日帰り超ロングツアーとなりました。みんなぁ元気だなぁ〜!。「おめぇ〜が一番元気そうだ!」って?言えてます。シーズン40日目の酷ツアーでした。 |