’01,01,27 武尊ロングタイムツアー 

 先週に引き続き、南岸性低気圧の訪問、早朝、我家の庭は雪だった。先週とちょっと違うと言えば、そのべたつき加減(ちょっと重め)と、まだ、降り続いていると言う事だった。
 南岸性低気圧の後の「浅間山」と言うのが「行ってみたい山、記録集」の中に入っていた。普段は、強風をまともに受け、とてもじゃ無いが、楽しく滑るには程遠い山ではあるが、ひとたび南岸性のドカ雪が通り過ぎた後はフカフカらしい。しかし、一日早かった。今日はその降ってる真っ最中、視界最悪、それこそ、デポ旗を束にして持っていかないと(これまた単独峰の性か)何処へ滑り降りてしまうか解ったもんではない。
 と言う事で、とりあえず美味しそうな「浅間山」は明日・日曜に取っておいて、降ってる時は「武尊」の定説を今回も実行することにしました。

 渋滞
 そう、も少し慎重に考えれば良かった。いつものように高崎インターより関越自動車道乗るも、まともに走ったのは300m程だった。そして次の前橋インターまで数kmを1時間かけて動いた。後はひたすら雪の下道。結局4時間半かけてやっとオグナの第5駐車場へ辿り着いた。きっと、オグナまでの片道時間、最長記録間違い無しと思った(通常は1時間程)。でも、帰りにその記録もあっさり破られる…。


今日のオグナスキー場 


 樹林の中の登り
 山の方より数本のトレースが降りてきてるのを、リフト上より発見。この時間に降りてきているってことは、昨夜の内に何処かに泊まったのだろう。いずれにせよ、ラッキーだ。ラッセルを楽しみにやってきたミミちゃんには申し訳ないが、その登りのトレース、ありがたく頂戴する事にする。「いっただきま〜す」。 そして前武尊山頂に6人の戦士達「えぃ!えぃ!おーぅ!」。


前武尊山頂 


 樹林の中のランチ
 天気、小雪、風弱し。なれど山頂はちと寒い。で、少し下った所の樹林の中にて、ちょっと遅い昼食。剣が峰も、久々にぼんやりだが姿を見せてくれた。
 そして、本日、第一戦は荒砥沢。写真は全て動画(.mov)よりの切り取り(Quick Time+Photoshop)。デジカメも胸ポケットを保温機能付き(フリースにて内ばり+貼るホッカイロ)に改造した為、すこぶる快調だった。


剣が峰 



 ミミちゃん

 じっちゃん

 イサオちゃん

 マキちゃん


 荒砥登り返し
 荒砥沢。感激も覚め止まぬうちに、でも、とりあえず登り返し。すると、何処からともなく山スキー集団十数人が現われる。すげぇ〜!「こんにちわぁ〜」の挨拶に「あらぁ〜、関口さ〜ん!」の声。「な・なんだぁ〜『自然を滑る会』の方々ではないですかぁ〜」先週に引き続き、今週も武尊三昧だそうで「お互い好きですねぇ〜」で、意見が一致。折角登り返したんだけど荒砥、もぅ1度滑っちゃえ〜!。


荒砥滑り返し 


 オムライス
(なかなか通な選択)
 遊びが終り、いつものように「しんめいの湯」にて団らんするも、なぜか、やたら混んでる。風呂を出ても皆、帰る気配が無い、何故?。じつはその頃、下界は凄い状態になっていた。大雪警報発令、関越通行止め、17号は渋滞にてストップ、赤城南面は凍結・鏡面状態。それでも地元の利、のんびり「とんかつトミタ」にてオムライスなど食べながら、例のごとくムービー談義。不良隊の夜は更けていった。そして、家に着いた時、日付けは遠に変わっていた。


昭和インター 
(開通を待つ車の列)


 結局、土曜日、往復にて週末のエネルギーを使い果たし、日曜日の「浅間山」は幻に終った。そして、宿題がまた一つ残った「南岸性、降ったら浅間山」。

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