『ここにおいて、日本武尊が言うには、
「蝦夷の凶暴な首領も、すべて罪に伏した。しかし信濃の国、越の国は、いまだに天皇の徳に従おうとしない。」
こう言って、甲斐から北方に転じ、武蔵と上野とを通って、西の方碓日坂に到った。日本武尊はつね日頃、海に沈んだ弟橘姫を思い起す気持がやむことがなかったが、今や碓日の山に登って、はるばると東南の方角を望み、三たび深い嘆息を洩らして、
「吾嬬はや。」
ああ、我が妻は!と嘆いた。このゆえに、山の東の国々を名ずけて、吾嬬の国と言う。 』
・・・・日本書紀
などと言うのと、武尊山がどう関係あるのか定かで無いが、前武尊山頂には「日本武尊」と書かれた像が建っている(「オグナ」と言うのは別名で「日本童男」または「倭男具那」と書くらしい)。今回特別にそのヤマトタケル像の登場です。30才で死んだはずなので、「吾嬬はや。」と嘆いたのは20代後半?それにしては恰幅よろしい。写真では見えないが、お腹の当たりは某S田氏そのまま。決してこの前で一人でビバークなんてしたく無い。夜中に「だから〜、もっと〜、軸足に〜!」なんて声が聞こえてきそう…オ〜寒!。
久々、2週間ぶりのオグナ。「他に行く所ねえのかよ〜!」って?そんなこと言わないでください。ボンビーテレマーカーとしては、ここが精一杯なんです。で、今日はなんと「ミレニアムフェスティバル」とかで、舞茸汁とお餅のサービスしてました(ほ〜んと、いいスキー場だよね、T本さん)おかげで昼食が済みました(7/11で買ったおにぎりは夕食に廻りました)。それと、今シーズン初めてテレマーカーに会いました。それもソロ2人、特に赤いつなぎ着てた年輩の人、上手かった。禰津さんそっくりな滑り、ひょっとして父上?。あっ、そうそう、GTV(群馬テレビ)が取材に来てた。今晩見なくては…。
で、「しんめいの湯」。下にある「花咲の湯」が一日で1600人入ったという日に、20人しか入ってないという、まるで「苗場スキー場」に対する「オグナほたか」、「アルペンスキー」に対する「テレマークスキー」のようで、なんか、応援したくなっちゃうんだよね、400円です。「オグナほたか」共々どうかよろしく!。
(Windowsに対するMacという図式も考えられますが…)
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