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2962mで許してやった乗鞍岳



 GW後半戦、晴れの日狙って鳥海山予定していたのだが…、晴れない。一日雨な3日はケヤキで映画。4日は雨が止むものの、当の酒田・新庄は5日・6日共に雨と曇りマークが入り交じっている。雨の中登っても、独立峰の鳥海山、風強いし、視界悪いし、上は吹雪だろうし、遭難でもしたら笑われるし、かと言って登れないのに行って、日本海見て、岩牡蠣食って、温泉入って…、もなぁ。

 と、4日、朝デニーズにて山の予報一通り見て、結局鳥海山は諦め、確実に晴れそうな日と場所として5日の乗鞍岳に変更した。でも、乗鞍って随分行ってるけど(数えたら34回)GWって初めてだ。バスはとりあえず動いてるらしい。三本滝まで滑って下りられるらしい。って事は、三本滝から片道バスに乗ればいいのだな。バスは何台出るのかな?。よく解らないので、念のため前夜より観光センターにて車中泊、AM7時頃三本滝まで上がって見ると…、なんと駐車場はすでにいっぱいだった。好きな人たくさんいるんだなぁ、嬉しくなってしまった。でも、喜んでても仕方無いんで、とりあえず路駐させて駐車スペース探していると、久々高橋名人に会ってしまった。ほんと久しぶりだねぇ、何年振り?、その名人の好意により車もちゃんと停められ、バスの運休情報も得…、えっ?バス出ないの?、やったーぁ!、バス代が浮いたーぁ、じゃ、登ろうぜ!。



 その乗鞍岳、天気は概ねいいんですが風が若干ある。武尊で言うところのそよ風(風速10~20mってとこでしょうか)。森林限界を超えたあたりからは新雪がシュカブラっぽく波打っている。ブレーキ雪とザラメ雪の交互波状攻撃受けそうだ。三本滝から上がった他の100~200人のスキーヤーやボーダーは、ほぼ全員肩の小屋目差してる。数人のボーダーと山スキーヤーが、高天ヶ原沿いのコルを登り詰めている。大雪渓をトラバースしてる人が一人だけ居る。自分達は剣ケ峰左稜線を目差す。剣ケ峰は雲の中だから、そこまで登る必要は無い。稜線を視界の無くなる手前まで登って、そこから滑れば良し。そよ風が雪面の氷を散弾のように吹き飛ばしてくる。標高2962m、残す標高差あと64m、よし、今日はこの辺で許してやろう…、自分。







 2年振りの乗鞍、7年振りの乗鞍高原からの乗鞍、そして初GWの乗鞍、天気にも概ね恵まれて、楽しいツアーが出来ました。スキーヤーの多さ、特にテレマーカーの多さにもとても嬉しかった。みんな上手かったなぁ。この日の乗鞍は自分が一番下手クソなテレマーカーだった、きっと。
 でも、ひとつだけ自信になった事があった。それは、稜線を滑り降りて位ヶ原の平坦部で調子に乗ってチョッカリで飛ばしてた時、いきなりストップ雪で五体投地、膝をスキーに打ち付け、そのまま前方伸身宙返りをしてしまった。今ブレースしてないし、かと言ってボルト止めはされたままの足、もげたかと思ったけど、でも、無事だった。流石にその後テレターンは出来ず、アルペンすらまともに出来ず、ボーゲン横滑りキックターンにて下りてきたけど、でも、あのくらいの宙返りしても大丈夫なんだな…、って^^。まだまだスキーは出来そうだ。
 

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