’07,10,21 祝!尾瀬国立公園 U^ェ^U |
尾瀬燧に登ろうと思った時、どこから登ったらいいかとても悩むところだ。スキーの時期なら迷わず御池からなのだが、今の時期、御池まで飛ばして4時間、登りに4時間、計8時間。片や大清水までなら1.5時間、沼まで3時間、その上が3時間、計7.5時間。やっぱ、大清水から登ろう。 |
目覚めると大清水 |
山の上は霧氷?樹氷? |
まずは長〜い林道歩き |
山はやっぱ霧氷?樹氷? |
でも、その大清水からだと登り6時間、下り5時間と見て11時間コース、やはり朝6時には出発せねば…。って事で、県内の山行きで久々ホテルグラシア号、でも正解でした。出発が6時20分、戻って来たのが5時50分、計11時間半、もちろん完全に真っ暗、いや〜ぁ、月がとっても綺麗でした。 |
こ、これは |
雪だ〜ぁ!^^ |
紅葉の上に雪^^ |
ベンチも雪^^ |
木道も雪^^ |
雪の上にモミジ^^ |
三平峠も雪^^ |
ナナカマドも雪^^ |
天気曇り時々晴れ間、山頂はガス。気温6〜7℃、山頂は0℃。風ほぼ無し。 予期せぬ事、それは雪^^。まぁ、考えてみれば降ってもおかしくは無いのだが、まったく予期していませんでした。おかげで木道はツルツル、そうで無くても濡れた落葉で滑るというのに。もーぅ、沼の脇の木道で見事にスッテンコロリンやらかしまして、痛いのなんのって、身障者なんですから、もっと優しい木道にして下さいよ。せめて傾斜がある木道だけでも全部桟を打て下さいよう。と、尾瀬財団に言いたい。東京電力に言いたい。尾瀬林業に言いたい。 そんな事もあって、雪もあって、沼から燧の姿もよく見えないし、寒いし、お尻冷たいし、完全にモチベーション下がって、このまま沼でも1周して帰ろうか…、と。長蔵小屋のビジターセンターでのんびりくつろいじゃったりして、お昼までに戻れるかなぁ、とかとか。左回りに沼を1周決め込み、大江湿原行っても人居ないな〜ぁ、なんなの?、ここほんとに尾瀬?。そして長英新道の分岐、なぜかにわかに日が射してくる。あれ?、長英新道は木道じゃ無くて泥道なんだ、じゃ転ぶ事無いかなぁ、時間もまだ9時半だし、やっぱ行ってみようか〜ぁ。 行って良かった^^。 |
尾瀬沼到着 |
コハクチョウがいた |
これより長英新道 |
ぬかるみの登山道登る |
尾瀬沼見える |
ミノブチ岳 |
稜線這松帯を行く |
燧、俎グラ |
ランチタイム |
下山 |
雪だ〜ぁ雪だ〜ぁ! |
沼より燧を振り返る |
いい山でした尾瀬燧 |
さらば尾瀬沼 |
秋へと逆戻り |
大清水月明かり |
本日の標高差1160m(三平の登り返しがあるから本当はもっといってるんだが)、先週の武尊が1060m、鳥海が1160m、白馬が1700m、庚申山が1060m、武尊の牧場ルートが720m、オグナベースから前武尊が810m、、、などなど今年足で登った標高差を全部足したら13630mとでた。宇宙の定義というのは100kmと定められている。つまり標高100kmから上は宇宙だ。100km=100000m、あと6〜7年で宇宙に辿り着く、頑張ろう。 |
しんめいの湯 |
石焼きハンバーグ320g |
おまけ、天然岩魚の産卵 |
帰り際の尾瀬沼湖畔の小さな沢に掛かった木道の上、あっ、岩魚めっけ!。ちょうど2匹いるな〜ぁ、夕飯に1匹づつ…、なんてね^^。でも、なんか様子が変だ。1匹がやたら尾ビレで沢底を叩いている。ひょっとして…、と、しばらく見ていると、やはりそうだ、これテレビで見た事ある、産卵床つくっているんだ、これから産卵するんだ。 時間はもう夕方の3時半、これからまだ大清水まで2時間以上掛かる。今の時期、5時過ぎたら夕闇、6時は完全にヘッテンの世界、もちろんまわりにはもう誰もいない。どうしよう、帰ろうか、でも見たい。天然の岩魚の産卵なんて見る機会、2度と無いし、絶対無いし、どうしよう、どうしよう、と15分ぐらい見入ってる時だった。やったー!。 テレビで見るのと同じだった。川底に産卵床つくってるのはメスだった。後ろで構えているのがオスだった。メスが背を反らせ産卵した瞬間、オスがピッタリ寄り添い精子をかける。2匹とも大口を開けて…。いや、感動でした。 でも、その後が…。卵を産む前から狙ってた10cm程の小魚が、産んだ瞬間からパクパク、親岩魚が追い払えど追い払えどパクパク…。自然の神秘と摂理。 |
産卵床製作中 |
産卵開始 |
産卵終了 |
産卵後の卵 |